日商簿記3級対策~科目別解説「例題解説:伝票④」~
今回は「例題解説:伝票④」について説明していきます。
例題解説:伝票④
「伝票④」の例題を解いてみましょう。
問題
以下の取引から伝票を起票しなさい。
「会社Aに、商品10,000円を売上げ、代金のうち3,000円は現金で受け取り、残額を掛けとした。」
解答
解説
売上伝票があるので、5伝票制です。
①売上伝票
売上伝票は、売掛金/売上の仕訳を切る伝票です。
ですから、10,000円を記入すると以下の仕訳になります。
(借)売掛金 10,000 | (貸)売上 10,000 |
②入金伝票
入金伝票は、現金として入金した3,000円です。
(借)現金 3,000 | (貸)売掛金 3,000 |
相手科目は売掛金となります。
学習のポイント(実務小話)
伝票④の例題を解説しました。
ここまで例題を解いてきて、一旦、売掛金として、すぐに現金で回収した処理をするという処理の理解が非常に大切ということがわかります。
ぜひマスターしておきましょう。
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