仕事を辞めてしまっても再起を図ることはできる
仕事を辞めたいが辞めたら再起を図ることができるか?
特に日本では終身雇用制度は未だに根強く、一度新卒で就職した会社をドロップアウトしてしまうと大変なことになるのではないかという不安が強くあります。
今回は、一旦仕事を辞めても再起を図れるということについて書いてみます。
タイトルは私自身の経験から100%確信して思うことです。
この記事を書いている時は、2020年7月、コロナ第二派がどうなるか真っ最中です。コロナによって経済へのダメージは避けられないでしょう。
コロナ失業などと、雇用の悪化がニュースにもなっています。
意図せずして職を失ってしまう人もいるでしょう。
そのような方々への応援のメッセージになればと思います。
時には逃げてもいい
最近、お笑いコンビの「ぺこぱ」が人気です。
誰も傷つけない笑いとして高い支持を得ています。
彼らが人気なのは「〇〇してもいい」「悪くないだろう」そのような寛容さが日本の社会に求められているからではないでしょうか。
時には逃げてもいいのです。
その仕事を続けるのがそんなに大切ですか?
時には逃げてもいい、社会にそのような寛容さがあっていい、いやあるべきと個人的には思います。
転職が当たり前、副業が当たり前、いろいろな働き方がある世の中へ変わっていくことが必要だと考えています。
近年転職サイトや転職エージェントが流行り、最近になってパワハラ防止法が施行されたこと、これらは従来型の日本社会の行き詰まりと無関係ではないでしょう。
社会の変化の兆候です。
そして、くしくも新型コロナは社会の変化を急速に加速させています。
再起は図れます
仕事を辞めてしまっても必ず再起は図れます。
むしろ、私の経験から感じることは一度仕事を辞めてみたことは、自分の狭い世界を広げてくれるものでした。
確かに私も転職ではつらい経験、大変な経験をしました。
まだまだ転職する人はマイノリティなのです。
苦労したとは言ってもあなたには公認会計士資格があるじゃないかと言われるかもしれませんが、そう世の中は甘くありません。
私には素晴らしい誇れる学歴もありません。
一般企業への就職活動では会計士資格は、あまり関係ないということを痛感しました。
無職になったら次の職に就くまでは非常に苦労しました。
ただ、再起は図れると断言できます。
自分にその気があるのなら必ずできます。
再起を図れると考える根拠
なぜ再起を図れるのか
転職活動中は、もうこれはやばいかもと思っていましたが、再起を図れる、今ではそう思います。
そう思う根拠は2つあります。
根拠1 少なくとも合わない環境から抜け出せた
少なくとも自分に合わない環境から抜け出せた。
そのことはプラスに考えるべきです。
これはかなり重要なことです。
何で辞めたいと思ったのでしょう。
環境を変えたいからではないですか?
それが半分叶ったではないですか。
そのことは少なくともプラスに考えましょう。
これからもっと悪くなるかもしれない?
そのことと、ダメな環境から抜け出せたということは完全に別です。
分けて考えましょう。
まずは、何かを得るためには何かを捨てなくてはなりません。
給料が多少いいから、失敗するリスクが怖いからとずるずると、同じ環境に留まる人、そういう人よりも一歩を踏み出せたという、自分のその勇気をまず褒めるべきだと思います。
根拠2 再起を図る方法はほぼ無限にある
再起を図る方法はほぼ無限にあります。
ブロガー、ユーチューバーなどのネットビジネスを10年前に予測できた人はいまどうなってますでしょうか。
再起の図り方は無限にあります。
世の中、会社もたくさんあります。大企業だけが企業ではありません。
監査業務の中で知ったのですが、世の中名の知れた大企業でなくても、大企業よりも待遇が良い会社はたくさんあります。
また、難関資格を取るというのも思ったよりも難しいことではありません。
自分の居心地の良い環境は必ずあります。
人間やりたいことをしている時が一番ストレスを感じません。
私は、やりたくないこと我慢していくのが仕事だ、みたいな考え方はもう完全に古いと思っています。
給料や報酬は我慢に対しての対価なのでしょうか。
世の中へ生み出した付加価値こそが対価でしょう。
自分をあきらめないでください
人間ちょっとしたことで気分は180度変わったりします。
ちょっとした状況の変化で、形成が逆転することがあります。
そして人間の感情は変わりやすいものです。
「もうだめだ」と思っても、状況が変われば「もうだめでもない」
そして、「そんなの無理だ」と思っても、やってみるうちに「無理でもない」に変わります。
大切なのは自分をあきらめないことです。
失敗しようが行動を起こすことです。
私もいろいろ苦労しました、不安に飲み込まれそうなこともありました。でも、今ではなんとかやってます。
5年先、10年先と長いスパンで考えてみましょう。
人生もっと楽しいはずですよ。