あ…ありのまま 初めて公認会計士試験を受けたときのことを話すぜ!
「おれは試験を受けていたと思ったらいつのまにか落ちていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのか わからなかった…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
社会人初学者で初めて受けたときはこんなもんでした。
公認会計士試験を、そのような箸にも棒にもかからない状態で受けに行きました。
門前払いとはこの事かと。
完全に分母要員です。
でも、その第一歩を踏み出したことから、自分の運命が変わっていきました。
今回は、公認会計士試験のカテゴリの中でもメンタル的な話をしたいと思います。
知識0の状態から勉強を始め、専念受験生に引けを取らない成績で合格。
得意科目は会計学で、論文式試験では偏差値60越え、上位10%以内の成績でした。
一番初めに公認会計士試験を受けたときの実力
初めて公認会計士という資格を知り、予備校講座申込みしてから8ヶ月くらいでした。
その頃に試験がありました。
簿記2級すらもってません。試験科目、何があるかわかりません。
そんな状態でよく受けに行ったと思います。
一応、練習のためと思って受験しましたが、得点は言わずもがな、壊滅状態でした。
短答式試験はマークシートですから万が一のこともあるかもしれませんが、論文式試験で100%落ちます。
東京の試験会場に行ったのですが、試験会場を間違えて、ぎりぎりに到着したことは覚えています。
何度か公認会計士試験を受けましたが、そういうことはよく覚えています。
ともかく社会人としては半人前、受験生としてはレベル1くらいで特攻したのです。
合格確率0%でした。
しかしですね、勝負は最後の最後までわからないものです。
あの当時、カスレベルだった受験生が、時を経て合格しています。これも事実です。
誰にでも初めてはあるのです。
人と違った道を切り開くのは怖いもの
人と違った道を行くのは怖いものです。
社会人ながら難関資格を取りに行くこともそうですが、海外へ働きに行くなんてのも素晴らしいと思います。
もちろん転職することもそうです。
社会人で公認会計士試験を受験することについて無謀だと言った人、応援してくれた人、いろいろな人がいましたが、結局は、チャレンジしなければ始まらないということです。
はじめの一歩を踏み出せるかどうか、これはとても重要なことです。
ここでアントニオ猪木の引退時のセリフを引用します。
人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに年老いていくのだと思います。
この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けば分かるさ。
ありがとう!!
会計士となった今は、無謀にも会計士試験を受けに行ったあの時の自分に感謝しています。
千里の道も一歩から。危ないかもと言って、その一歩を踏み差なければ何も始まりません。
行けばわかるというのは、本当にそうだと思います。
しかし、上記の引退フレーズで、時が過ぎて、私もある程度年をとってきて、身に染みて共感するのは、以下の部分です。
「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに年老いていく」
公認会計士試験へのチャレンジ、途中での簿記検定など、何度となく跳ね返されましたが、その度に立ち上がってきました。
大切なのは、あきらめない心だと思います。
あきらめない心さえあれば、大抵のことは可能だと思います。
間違っても老いることはないです。
以上、公認会計士試験を初めて受けてみた感想でした。
お読みいただきありがとうございました。