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【メンタル】人生が変わる一冊「チーズはどこへ消えた?」【変化への対応】

悩みのヒント
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世界の名著「チーズはどこへ消えた?」

世界的な名著「チーズはどこへ消えた?」のご紹介です。

これを読むと人生に対する考え方が変わると評判です。

人生に迷っている人

このままでいいのかと思っている人

生き方の哲学や道しるべがほしい人

過去を振り切ることができない人

現在、転職や起業を考えている人

このような悩みを抱えている方、必見の一冊です。

私も何か大切な決断をする時などに参考にしています。

「変わらなければ破滅することになる」

この言葉に興味が湧いたなら少し中身を覗いてみませんか。

ではさっそく、本の概要から紹介していきます。

いつ発売したのか?

日本で初版が発売されたのは2000年11月30日です。

もう発売から20年にもなるのですね。ロングセラーです。

どのくらい売れてるのか?

2019年5月10日現在で第92版となっています。

全世界で2800万部のベストセラー、日本では400万部を突破しました。

誰が書いたのか?

著者はアメリカ合衆国の医学博士、心理学者のスペンサー・ジョンソンさんです。

非常に残念ですが2017年にお亡くなりになっています。

どんな内容なのか?

2匹のねずみと2人の小人がチーズを探し求めて迷路の中をうろうろする物語です。

なんだ迷路をうろつくだけの話か、つまらんと思った人にこそ読んでほしいです。

なぜ売れているの?

一見、単純な物語ですが、非常に多くの示唆に富んだ物語だからです。

それでいてお手軽です。早い人だと1時間くらいで読み終わります

その容量にも関わらず、人生の生き方や教訓に溢れています。

詳細は読んでのお楽しみですが、売れるにはそれ相応の理由があるのです。

では、次から「チーズはどこへ消えた?」のあらすじをご紹介していきます。

「チーズはどこへ消えた?」のあらすじ

※【ネタバレ】詳しい内容の紹介があります。

まずは本を読んでみたい方はこの先は読まないでください。

まずはこの物語のあらすじを紹介します。

物語には2匹のネズミ、スニッフとスカリー、2人の小人、ヘムとホーが登場します。

この2匹と2人にはそれぞれ特徴があります。

ネズミのスニッフは察知、スカリーは猛進、小人のヘムは臆病、ホーは勇敢です。

あまり個性は意識しなくても読めます。

そして物語は大きく5つのパートに分けることができます。

では、順を追ってあらすじを紹介していきます。

最初のチーズステーションを発見!

2匹と2人は、チーズを探し求めて毎日迷路の中を歩き回っていました。

ある時、ネズミと小人たちはチーズステーションCを見つけます。そこには欲しかったチーズが山ほどありました。

2匹のねずみと2人の小人は毎日そのチーズステーションへ通ってはお腹一杯にチーズを食べるという幸せな生活を送っていました。

チーズを手に入れれば幸せになれる。

チーズに囲まれた生活で、すっかり安心した小人のヘムとホーは慢心してしまいます。小人は知能が高いゆえにだらけてしまうのです。

しかし、当然と言いますか、その幸せは長く続きませんでした。

チーズステーションのチーズが枯渇!

チーズは食べれば減ります。

そしてついにチーズはなくなってしまったのです。

ここで2匹のネズミと、2人の小人は違った行動をとります。

2匹のネズミは、迷うことなく次のチーズステーションを探しに再び迷路に入っていきました。

動物の行動は単純です。さっさと次の行動に移りました。

一方、2人の小人は、そのままチーズステーションに残ることにしました。

どんな根拠があるのかはわかりませんが、「いずれチーズは戻ってくる」と考えていたのです。

しかし、いくら待ってもチーズは戻ってきません、食べてしまったのですから。

いつまで待っても戻ってこないチーズに対して、2人は「チーズはどこへ消えた?」「なんで我々がこんな目にあうんだ」と叫び途方にくれます。

いわゆる逆ギレです。

そして衰弱していくのでした。

小人のホー、新たなチーズステーションを探し出陣!

2人の小人のうちの一人、ホーはこのまま待っていてもチーズは戻ってこないと判断して迷路に再び出ていく決意をします。

変わらなければ待っているのは破滅

ホーは一緒に迷路に行こうとヘムを誘いました。

しかしヘムは渋ります。

「外は危ないし、もしチーズが見つからなかったらどうするんだ?」と、とにかくやらない理由を並べ立てます。

ラチが開かないと思ったホーは一人で迷路に出ていくこととしました。

しかし迷路は薄暗く怖いです。その恐怖に負けて前に進めなくなりそうになりましたが、ここでホーは考えます。

もし恐怖がなかったらどうするだろう。きっと前に進むに違いないと迷路を進んでいきます。

ホーは迷路を進んでいくにつれて次第に、爽快な気分になっていることに気がつきました。

恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる

なぜもっと早くこうしなかったのだろうとホーは思いました。

チーズを見つけて食べている様子を想像するだけで幸せな気分になれる。

ホーは元気はつらつに迷路の中を走り回りました。

チーズステーション発見か?

迷路の探検を続けていたある時、ホーはチーズステーションらしきものを見つけます。

しかし、残念ながらそこにチーズはなく空っぽでした。

チーズが無かったこと自体は残念でしたが、恐怖を克服し、前向きな思考状態にあるホーはこう思います。

古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズが見つかる

そうして次のチーズステーションを探しにホーはまた迷路に入って行くのでした。

チーズがないままでいるより迷路に出て探した方が安全だ。

そう悟っていたのです。

ついにチーズステーションを発見!

最終的に、ホーはついにチーズステーションを見つけます。

そこには大量のチーズがありました。

そして、既にスニッフとスカリーも先に到着していました。

二匹のネズミはチーズステーションを探し当てていたのでした。

ホーは喜びに溢れ、たくさんのチーに囲まれながらこう言います。

変化万歳!

新しいチーズを楽しみながら、ホーはこれまで学んだことを思い返していました。

変化を恐れていた時は、古いチーズの幻想にしがみついていました。すでになくなっているのに。

人は誰でも変化に対応することができるように能力が備わっています。

物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で素早く動くことが大切なのです。

そしてホーは、ふとヘムのことを思います。

ヘムも自分で一歩を踏み出すしかない。無事にここまでこれるだろうか。

この話から得た教訓

さて、簡単にあらすじをご紹介しましたが、この話を読んで感じるところはさまざまです。

このあらすじも私の個人的主観が入っています。

ここで、特に自分なりに記憶に留めておきたいことを2つほど紹介します。

困難にぶつかった時は、単純な方法の方が効果がある

最初にチーズが無くなったときに、2人の小人は、あれこれ考えて狼狽してしまいますが、

2匹のネズミは、さっさとチーズを探しにいきました。

食べたからチーズは無くなった、なので次のチーズを探しに行く。

非常にシンプルでわかりやすい対処法です。

一方、小人ほうは、無くなったことに対して、どうしてなくなった?こんなことがあっていいはずがない、いずれチーズは戻ると、いろいろ考えすぎです。

そして何より不合理です。

読んでいると、冷静にまず現実を受け入れましょうと言いたくなるのではないでしょうか。

でも、実際当事者になってしまうとなかなかできないところなのかもしれません。

困難にぶつかった時は、単純な方法の方が効果を発揮します。

あれこれと考えすぎはよくありません。

そして知能で勝ってる人間が動物よりも常に賢いとは限らないのです。

策士策に溺れる、です。

変化に対応しなければ破滅

この物語の主題(テーマ)は「変化への対応」だと思います。

過去、こうだったと固執するのは非常によくないことだと思いました。

物語でもヘムは過去に執着し、結局元のチーズステーションに残り一人負けになってしまいました。

人生は進んでいきます。

状況は変化します。

待っていても状況は好転しないのです。

変化への対応こそが、事態を好転させる手段です。

そして、人は変化に対応できる能力があります。

変化をしないことが逆にリスクとはよく聞きますが、現代社会において変化への対応能力はますます重要になってくると思います。

これがロングセラーになっている所以だと思います。

「チーズはどこへ消えた?」はおすすめです

今回は「チーズはどこへ消えた?」を簡単にご紹介しました。

実際の物語はもっとよくできており、本当に素晴らしいものです。

ぜひ実物を読んでみていただきたいです。

本編の前後に、プロローグとエピローグがありこれも物語を引き立たせています。

世の中は電子書籍の時代で私も持っていた本はほとんど、古本屋へ売ってしまいましたが、この本は一冊持っています。

そしてたまに読み返しています。

いろいろな名言が各所にちりばめられていますので、自分の心に響く言葉が見つかるかもしれません。

一度は読んでおきたい名著です。

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