仕事ができる人は能力が高い?
仕事ができる人は能力が高いから、と思っていないでしょうか?
長いこと社会人として働いていて気づいたことがあります。
仕事ができるできないは、実は能力の問題ではないのです。
意識の問題なのです。
人間の頭脳の性能は程度の差はあれど、個々の性能は基本的にあまり変わらないです。
例えば自動車は性能差はありますが、大体どの車も100キロは余裕で出せます。
100キロ出せたら日常生活では十分ですよね。
同じように人の頭脳は、仕事を含めた日常生活において、十分すぎるほどの有り余る性能をすでに持っています。
ですから、性能的には十分なのです。
今回は、仕事ができる人できない人はどのような意識の違いがあるのかについて書きます。
仕事ができる人の特徴
目的意識
仕事に対する目的意識があります。
仕事ができる人は一つ一つの作業の目的がはっきりしています。
まず行動をする際には目的を明確に定めます。
その上で目的達成までの道のりを効率よく進めます。
責任感
責任感はよし悪しなところがあります。
ですが、仕事ができる人は責任感を持って仕事をしてします。
強すぎるとストレスを抱えたり、自責の念にかられたりと負の作用もあるので注意が必要です。
しかし、責任感が無さすぎると、無責任な行動に走ったり、やりっ放しになったりします。
仕事を頼むにしても、無責任な人へ頼むのは心配ですよね。
「あの人はしっかりしているから安心だ」と
どうしてもしっかりした責任感のある人に頼んでしまいます。
決断力
決断力があることは仕事において重要な要素です。
決断できないと仕事が進みません。
そしてやっとこさ決断したとしても、優柔不断で仕事が効率的に進んだという話はあまり聞きません。
社会人経験が長い人ならば身に染みてわかると思いますが、ほとんどの仕事に正解はないのです。
ただ、これでいいだろうという決断があるだけです。
柔軟性
柔軟性は変化への対応力と言ってもいいと思います。
逆に頑固な人は同じやり方に固執して非効率になっているにもかかわらず、同じやり方を続けてしまいます。
臨機応変に対応できることは仕事を進めるうえで常に意識しなくてはなりません。
むしろ状況は変化します。
情勢を見極め、環境の変化へ対応することです。
スピード感
仕事においてスピード感も大切です。
昔、非常に仕事ができる先輩に、「どうやったら速く仕事ができますか」と質問したことがありました。
「迷わないのが一番速い」とのことでした。
スピード感とは、PCの打つ速度とか、事務所内での移動速度のことではないです。
迷わずゴールにたどりつくことが最も速いのです。
要領よく仕事ができる人になりたい
自分の周りに模範となる先輩や上司はいますでしょうか。
その人に学ぶのです。
そして真似をすることから始めましょう。
私にも師匠と呼べる人が数人います。
その方々の仕事のやり方を見て成長してきました。
一人は関西人の方でした。
私も実は考えすぎたり、優柔不断なところがあるのですが、判断に迷ったときはいつも声が聞こえてきます。
「ええやん、ええやん、何があかんねん」と。
価格:1,650円 |