【会計士】社会人で働きながら公認会計士に合格しようと思った理由【なぜ就職後に?】

資格取得

社会人で働きながら公認会計士へ挑戦

なぜ自分が社会人で公認会計士試験を受けることとなったのか、その深層心理を探ってみました。

挑戦のポイントは、会社を辞めてではなくて社会人で働きながらです。

表面的には、このままではまずい、納得いかないということなのですが、もっと深いところを考察しました。

そうしたらある一つの言葉が思い浮かびました。

今日はその言葉を紹介しつつ働きながら公認会計士試験を合格するまでの経過を書きます。

その言葉は、中学の部活の顧問の先生の言葉です。

「努力は才能をカバーできるが、才能は努力をカバーできない。」

卒業時の寄せ書きに書いてありました。

中学卒業時には何のことやらわかりませんでしたが、成長して大人になり、ふと色紙を見直したときに目に留まりました。

そして意味が理解できました。

以後、座右の銘になっています。

中学時代の厳しい部活

今考えれば、中学の時は非常に厳しい部活に入っていました。スポーツの部活です。

運動神経は悪かったです。なぜそんな茨の道を進んだのか、今でもわかりません。

周りに流されたのかもしれません。

部活の雰囲気は典型的な体育会系でした。

先輩後輩の上下関係は非常に厳しく理不尽。練習もハードでした。朝練は毎日。放課後も日没してもライトをつけて練習していました。

そしてさらに、顧問の先生は恐ろしく、当時は非常に怖かったです。帰れと言われたことは数知れず。でも本当に帰った人はいなかったような気がします。

私は大人しい性格でしたので、日々ひたすら先輩の厳しい指導に耐え、もくもくと練習をしていました。

そしてその練習の甲斐もあり、3年生が卒業した後、2年生の後半からはレギュラーとなり活躍していました。

毎日本当に厳しかったです。現在の会社だったらブラック企業とかパワハラとか言われそうです。

どのくらいハードだったかと言えば、小学校の時は短距離が遅くてほぼビリだったのに、中学卒業するころには50メートル走もクラスで上から数えた方が早く、バリバリのスポーツマンになっているくらいでした。

その時は大変でつらかったけど、スポーツを一気に得意にしてくれた部活でした。

一転今では感謝しています。

卒業時の色紙

部活は3年生の5月頃に引退。

部活でレギュラーになったので自信がついたのか、そのころちょうど勉強の成績もアップしました。

高校は進学校に合格しました。

そして卒業時に後輩部員の寄せ書きの色紙をもらいました。

その言葉がありました。

「努力は才能をカバーできるが、才能は努力をカバーできない。」

先生は、運動神経の悪かった私が、冬場もひたすら怠けることなく練習してレギュラーに上り詰めたところを見てくれていたのでしょう。

でも中学生の自分にはその言葉の重みもわからず、なんとなくふーんそうかって感じでした。

高校へ進学後

進学校へ進学したものの、高校ではちょっと挫折ぎみでした。

もともと運動神経もよくなく、頭もそれほどよくなかった私はすっかり周りのレベルから置いてけぼりでした。

今思えば恐れることもなかったのです。苦手意識が芽生えて努力が足りなかったのだと思います。

高校生活はよき友人に恵まれ楽しかったです。

ただそれでも、何となく努力して何者かになりたいという思いはありました。

自己実現の面では「これでいいのかな?」と頭のどこかで思っていた節がありました。

そのまま高校を卒業しそこそこの大学へ進学。

大学となると自由ですから、余計に方向性がよくわからなくなります。

ここでスパッと目標を決めて資格予備校とかにでも通えばよかったのかもしれませんが、そんなお金もなく。

それでも「何者か一流の人物になりたい」という思いはあり、いろいろな領域の学問などに手を出すものの、どれもしっくりこない感覚でした。

炎は消えず、くすぶっていたのでしょう。

大学を卒業し銀行へ就職

銀行へ就職し社会人となりました。

就職後は「これでいいのか?」という思いは一層強まりました。

私はもともと学歴とか権威が好きではないのです。

なので、いい大学に入るために妄信的に突き進む受験勉強や時に弱い人を虐げる権威がどうにも好きになれず馴染めませんでした。

そんなところで人間の価値は決まらないと思っていたのです。

しかし、社会に出て一番思ったのが、意外と出身大学などが幅を利かせているということでした。

「え、学歴が高いと偉いの?」というのが当初の感想です。

それが衝撃的でした。

受験勉強ができる、過去にできたということをもって、本気で自分が偉いと思ってしまっている人がいるのです。

本気と書いてマジと読むです。

私も若く、世の中のことがわかってなかったので、たかだかペーパーテスト程度で、と思っていました。

とはいえ、次第にそれが世の中ということも理解しましたし、ここまでき来てしまった手前どうしようもありません。

そんな中、公認会計士試験と出会いました。ただ最初は何の資格かもよくわかってませんでしたが。

でも、内容を知るうちに3大国家資格と言われる公認会計士に社会人で合格してみようという気になりました。

それは「勉強なんてやれば誰でもできる、頭の良さはそこではない、人間の価値はそんなところでは決まらない」という小さな反逆でもありました。

予備校へ通う経済力もあり、中学の頃のひたむきさを取り戻し勉強しました。

何となく簿記とか会計が肌に合っていたのでしょう。

そして会計士になり、今に至ります。

しかし頭の良さってなんなのか今でもさっぱりわかりません。

勉強とか受験とか、幻を追いかけてたのかもしれません。

今になって思うこと

今思えば、スポーツへの苦手意識を克服したことが私の人生の転機でした。

そこで学んだのは、誰でもうまくなれるのに苦手意識が先行してしまって、そのチャンスを自らつぶしてしまっているということです。

やってみれば誰でも上達するのです。

そのように思えるのも中学生での部活の経験が基礎になっています。

「努力は才能をカバーできるが、才能は努力をカバーできない」

これからもこの言葉と共にひたむきさを忘れずに頑張っていこうと思います。


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