勉強のやる気が出ない。
勉強のやる気が出ない時ってありますよね。
やらなくちゃいけないのにやる気が出ない。
勉強したい気持ちもあるんだけどできない。
体がなんだが重くてやる気が出ない。
土日にやろうと思っていたのにもう日曜の夕方だ。
こんなことってよくあると思うんです。
結局、思うように勉強できずに自己嫌悪に陥ってしまったり、
どんどん勉強をやらなくなっていく、取ろうと思っていた資格をあきらめる。
どんどん悪循環に陥ってしまうというパターンです。
今回は、勉強のやる気を出す方法について書いてみたいと思います。
勉強のやる気が出ない原因
まず勉強のやる気が出ない原因について考えてみます。
勉強をやらなくてはいけないことはわかっている。
むしろやりたい気持ちもある。
だったら、体が勉強をする方向へ動きだすような気がしますよね。
でも、動きだしません。
動け動けとレバーを引っ張るシンジくん状態ですね。
でも、たばこやアルコールをなかなかやめられない人が多くいるように、
わかっちゃいるけど、できないのが人間なのです。
では、その原因は何なのでしょうか?
頭では理解しているけど、感情的にやりたくない
やらなくてはいけないのは頭では理解しているが、感情がやりたくない。
だから、勉強ができないのです。
人間は感情で動くのです。
ですから、自分を含めて人をうまく動かそうと思ったら、感情に働きかけることが重要なのです。
何かの商品を人に売り込もうと思ったら、論理で説明してもダメなのです。これが欲しいと思わせるように感情に働きかけることが重要です。
感情に働きかけるテクニックは、取り扱いを間違うと非常に危険でもあると思います。
話がそれましたが、勉強ができない原因は、感情が拒否しているからです。
では、なぜ感情が勉強を拒否するのか?
まず、勉強をしなくてはならないと頭で理解すると、その勉強の大変さや面倒くささを想像してしまいます。
ここで感情は素直に拒否します。
感情は非常に正直です。
いやいや時として理性の我慢が働き、やりたくないことをすることもあるじゃないかと思うかもしれませんが
しかし、それもやはり、やらなければもっとまずいことになると感情が判断した結果なのです。
資格試験の勉強は学校や仕事と違って、言ってしまえば任意の取り組みであるため、感情が拒否した以上の「やらなけれなならない動機」が見当たらないのです。
要するに、やらなかったところでどうということはないということです。
逆に、銃を突きつけれられて勉強しろと言われたら多くの人が取り組むでしょう。
でも、さしたる危機が迫っていない現状では感情が拒否してやりません。
では、この非常に素直な感情を勉強をさせるためにはどうすればよいのでしょうか?
感情に勉強のやる気を出させる方法
非常に正直な感情に対して、勉強のやる気を出させる方法について考えてみます。
やる気を出す方法はあります。
これには「作業興奮」という方を使います。
「作業興奮」とは、人間は何かを始めるとそれを続けているうちに、やる気が自然に湧いてくる作用のことです。
脳科学では、手足を動かしたり、脳を動かすことで、ドーパミンと言うやる気の成分が出てくると言われています。
逆に言えば、何もしなければやる気は出ないままです。
では次に、作業興奮を活用した具体的な勉強を始める方法を2段階に分けて考えてみたいと思います。
第1段階、どうしたら勉強を開始できるか、最初の一歩を踏み出すことができるか
第2段階、どうしたら勉強を開始した後に継続することができるか
どうしたら勉強を開始できるか、最初の一歩を踏み出すことができるか
一番の方法は、考える前に始めることです。
勉強のことをあまり多く考えてしまうと、その大変さや面倒くささを感情が敏感に感じ取り、感情が拒否してしまいます。
感情に感づかれる前に、勉強を始めてしまいましょう。
始めてしまえば、案外想像していたより大変でもなく、面倒くさくないものです。
あまり考えすぎず、とにかく開始しましょう。
どうしたら勉強を開始した後に継続することができるか
次にどうしたら開始した勉強を継続することができるか。
勉強が開始できたら、もう8割くらいクリアーしたようなものです。
作業興奮の作用によって続ければ続けるほどやる気が出てきます。
これはもう自動的に出てきます。
行動に出ることが何よりものやる気を出す方法なのです。
でも、ここで1点注意点があります。
勉強を開始してすぐに、油断して、ちょっと休憩を挟んでみようかなと席を立たたないことです。
これは、勉強を開始することできた!と安心して意外とやりがちなことですので注意が必要です。
勉強を開始したら、そのまま1~2時間は継続してください。
そのあとに休憩を挟みましょう。
勉強をすると目標に達しなくても達成感がある
さて、無事に今日、勉強することができましたと。
でも、問題集30ページ進む予定であったが、20ページしかできず大幅に予定を下回ってしまったとします。
しかしどうでしょう?
予定より進みませんでしたが、何か達成感を感じていませんか?充実感を感じて眠りにつくことができるでしょう。
勉強は進捗ではないのです。
やったということ自体が気分を良くします。
試験は合否や点数などの結果がでてきます。受からなければ意味がない。
確かにそのとおりです。
しかしきれいごとを言うようですが、私は結果が全てではないと思っています。
充実感を感じることができた、達成感を感じた。
その積み重ねの先に結果がついてくるものと信じています。
ぜひ今日から勉強を開始して、何もやらなかった昨日の自分を乗り越えましょう。
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