日商簿記3級対策~科目別解説「例題解説:試算表①」~
今回は「例題解説:試算表①」について説明していきます。
例題解説:試算表①
「試算表①」の例題を解いてみましょう。
問題
以下のT勘定を元に、合計残高試算表を作成しなさい。
解答
解説
T勘定から正確に転記をできるかどうかの問題です。
解答の順序としては以下のようになります。
①借方合計、貸方合計を記入。
②借方合計、貸方合計の合計が間違っていないかチェックします。
③借方残高、貸方残高を記入。
④借方残高、貸方残高の合計が間違っていないかチェックします。
まずは、合計金額をそれぞれ算出して、その次に差し引きを求めて残高を記入。
合計金額を記入した時点で一度貸借が一致してるか確認しましょう。
学習のポイント(実務小話)
試算表①の例題を解説しました。
単にT勘定の残高を転記するだけですが、このような作業をしておくことで、T勘定と合計残高試算表のつながりが理解できます。
わかるわかるって思ってやらないというのでなく、簿記は技術ですから、とにかく手を動かすことが大切です。
そうやっていって、簿記の上級者ともなると、頭の中で仕訳からT勘定をイメージでき、逆に手を動かすまでもないとか。
【無料お試しあり】社会人知識ゼロから公認会計士合格の僕がおすすめする簿記予備校スクール【簿記3級講座4,000円以下も】