日商簿記3級対策~「売上帳」~
今回は「売上帳」について解説していきます。
売上帳について
今回は、売上帳について説明します。
売上帳とは、売上に関する取引を記入する「補助記入帳」です。
基本的に仕訳帳と対になるものですので、記帳の仕方も仕訳帳とほぼ同じルールとなります。
売上帳の記入方法
以下の取引例で説明します。
7/3 会社Cに、りんご10個(単価:@120円)とみかん20個(単価:@80円)を、掛けで売り上げた。
7/4 会社Cから、売り上げたみかん5個(単価:@80円)が返品された。
7/10 会社Dにすいか3個(単価:@1,500円)を現金で売り上げた。
7/31 月末に売上帳を締めた。
売上帳は以下のようになります。
基本的に仕入帳と同じルールです。
学習のポイント(実務小話)
今回は、売上帳について解説しました。
売上は企業の根幹とも言える勘定科目です。
損益計算書でも一番上に位置し、会社の規模を表したり、収益力を見たりする重要な科目です。
「仕訳帳」「総勘定元帳」の主要簿を補助するのが「補助記入帳」の役割ですが、実務上は、売上を記帳して管理する「売上帳」はとても重要な帳簿です。
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