本ページはプロモーションが含まれています

【経理実務へ役立つ】社会人のための簿記3級講座~「売上帳」~【独学で簡単に理解】

資格取得
スポンサーリンク

日商簿記3級対策~「売上帳」~

今回は「売上帳」について解説していきます。

日商簿記3級対策記事一覧はこちら

こんにちは、ゆきじろうです。
簿記学習を社会人から知識ゼロで始めて公認会計士になりました。
簿記は決算書が読めたり経営が分かったり決して無駄にはなりません。簿記には人生を変える力があります元銀行員で経理経験もありますので実務の話も交えつつ、簿記の理解が深まり簿記が好きになるような解説を心がけていきます。

売上帳について

今回は、売上帳について説明します。

売上帳とは、売上に関する取引を記入する「補助記入帳」です。

基本的に仕訳帳と対になるものですので、記帳の仕方も仕訳帳とほぼ同じルールとなります。

売上帳の記入方法

以下の取引例で説明します。

7/3 会社Cに、りんご10個(単価:@120円)とみかん20個(単価:@80円)を、掛けで売り上げた。
7/4 会社Cから、売り上げたみかん5個(単価:@80円)が返品された。
7/10 会社Dにすいか3個(単価:@1,500円)を現金で売り上げた。
7/31 月末に売上帳を締めた。

売上帳は以下のようになります。

基本的に仕入帳と同じルールです。

学習のポイント(実務小話)

今回は、売上帳について解説しました。

売上は企業の根幹とも言える勘定科目です。

損益計算書でも一番上に位置し、会社の規模を表したり、収益力を見たりする重要な科目です。

「仕訳帳」「総勘定元帳」の主要簿を補助するのが「補助記入帳」の役割ですが、実務上は、売上を記帳して管理する「売上帳」はとても重要な帳簿です。

日商簿記3級対策記事一覧はこちら