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【勉強テクニック】社会人のための公認会計士試験予備校の教材の効率的な使い方【全部使う必要ある?】

資格取得
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社会人のための公認会計士試験予備校の教材の使い方

公認会計士試験に合格するためには、予備校は必須と言っても過言ではありません。

しかし、いざ予備校へ申し込むと膨大な教材を受け取ります。

テキストが数10冊、問題集も10冊前後、そして全部で50回以上もあるであろう答練(テスト)も。

予備校によって分量は異なりますが、教材の量に圧倒されるのはどこも同じです。

社会人にとって予備校教材はあまりに膨大

「こんなに教材があるのか、やはり社会人で公認会計士試験試験に挑むのは無謀だったか」

と気を落とすのはまだ早いです。

社会人受験生はそれらの膨大な教材を全部使う必要はありません。

使わなくても合格できます。

全部使わずに合格した私が言うのだから本当のことだ、と一つの参考としてお読みいただければ幸いです。

私は社会人で働きながら公認会計士になりました。
知識0の状態から勉強を始め、専念受験生に引けを取らない成績で合格。
得意科目は会計学で、論文式試験では偏差値60越え、上位10%以内の成績でした。

社会人こそ社会人経験を生かした効率性

時間がない社会人だからこそ、日頃の仕事でやっているように、多くの情報を整理し、優先順位をつけ要領よくこなしていくことが大切です。

この取捨選択の能力ついては社会人は圧倒的に有利だと思います。

それをフルに生かして効率的に学習を進めましょう。

とはいえ、初めて予備校に申し込むとその圧倒的なテキストの分量や問題集の量にびっくりしてどれから手をつけたらいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

しかし、大丈夫です。社会人は社会人なりの予備校の使い方があります。

と言っても私の経験からのものですが。今回はそのコツをご紹介します。

もちろん社会人でない公認会計士受験生にも参考になるのではないかと思います。

会計士試験予備校教材の使い方のコツ

教材には重要なものとそうでないものがあります。

その見極め方をご紹介します。

教材を作る側に立ってみると見えてきます。

物事は何でもそうですが、相手の立場だったらどうするかを考えると解決方法が見えることがあります。

教材は大きくわけて2種類のものがあります。

単に毎年アップデートしてとりあえず配っておくものと、

毎年作成するのが大変なものです。

この「毎年つくるのが大変な教材」こそが重要な教材です。

勘の鋭い人はもう気付いたと思います。

そうです、答練こそが最も重要な教材です。

そして、その次に手間がかかりそうのが、講義映像です。

社会人は、この二つに教材を絞ることがよいと思います。

学習の中心は答練

学習の中心は答案練習(答練)です。

この答練は本試験より難しめに作ってあることが多く、

また、一つの科目に対して10回、20回とそこそこのボリュームもあります。

この答練内容に学習の範囲を絞りこみます。

答練の内容が頭に入り、ある程度簡単に思えるようになるまでマスターすることが合格の近道であると思います。

もちろん100点を取れる必要はありません。

講義映像の使い方

講義もできれば見ておきたいです。

倍速とかにもできると思います。

おすすめの使い方は、音声ダウンロードです。

これを通勤時間に聞いたり、車の運転のときに流しとく。

これが重要です。

聞き流すだけの英会話と同じです。

何回も繰り返し聞いていると、試験中に、その部分をしゃべってる様子が浮かんできて驚きました。

これが聞き流すだけの学習法かと驚いた記憶があります。

とにかく真剣に聞かなくてよいです。

流しっぱなしが有効です。

最後に伝えたい合格のための心構え~合格の秘訣~

全てをカバーしないと気が済まない

分からない問題があると先にすすめない

そんな人こそ最後に読んでほしいです。

試験勉強は、試験を合格するためにするものです。

研究や自己満足の学習とは違います。

よく狙いをさだめて、必要な部分を絞りこむことが重要です。

この絞り込みがうまくできないと学習期間が長くなってしまいます。

公認会計士試験は特に試験範囲が膨大で、すべてを網羅することは難しいでしょう。

そこで、学習範囲の絞り込むために今回は教材の使い方をご紹介しました。

何を学習するかと同じくらい「何をやらないか」が重要な試験です。

ぜひ、効率よく短期合格を勝ち取っていただければと思います。

私自身の失敗への反省の念も込めて、この記事が皆様にお役に立てば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。