社会人で公認会計士試験を受かる人の特徴とは?
3大国家資格の一つに数えられ、会計系の最難関資格である公認会計士試験を、社会人でありながら突破する人って、どんな人でしょうか。
一見無理そうに見えるチャレンジを周りがやめとけということも聞かず突っ走る、頭のネジが外れているクレイジーな人のイメージでしょうか。
どんな困難や苦境にもくじけない、屈強の精神と肉体をもった体育会系のオラオラ野郎のイメージでしょうか。
今回は、私が出会った社会人合格者についてのお話です。
多分に私見を含みます。
知識0の状態から勉強を始め、専念受験生に引けを取らない成績で合格。
得意科目は会計学で、論文式試験では偏差値60越え、上位10%以内の成績でした。
社会人の公認会計士試験合格者の特徴
まず、合格者の方にどこで出会うのかというと実務補修所です。
公認会計士試験に合格すると例外なく実務補習所に通うことになります。
普通に仕事がある社会人のために土日クラスというものが設定してあり、そこに社会人合格者は集まりやすいです。
私も土日クラスでした。すぐに仲間ができると思いますし、一緒に勉強したり討論したりと楽しいですよ、実務補習所は。今でも実務補習所の同期とはラインで連絡をとったりしています。
その実務補習所で出会った社会人公認会計士合格者の特徴を書きたいと思います。
意外と普通
意外と普通で物静かな人が多いです。この人キレるなーというインテリ雰囲気を出している人はあまりいません。
バリバリの勉強家、自信家というイメージからは程遠い人が多いです。
謙虚な人が多い
謙虚な人柄の人が多い印象です。
ディスカッションという授業があるのですが、人前で話す場面でもおれだおれだという感じではなく謙虚です。
おれすごいぜ、頭いいぜーなどと知ったかぶりする人はあまり見かけません。むしろそういう人は2流感が漂います。
努力家気質
話してみると心の内側に粘り強さや根性を感じます。
やはり努力家で忍耐強い人が合格を勝ち取ることができるのだと思います。心の内側はむしろ熱いのかもしれません。
公認会計士試験に合格したした時の話を聞くと、あの時は最高にうれしかった、やったぜーって思ったっていうことをよく聞きました。誰しも感情が高ぶる瞬間でしょう。
公認会計士試験に特別な人格は不要
社会人だから特別こういった人でないと受からないということはないです。
案外普通なんですね、社会人合格者の方々は。
学生合格者の方がむしろクラスの秀才が集まって来とるなーっていう雰囲気を感じました。完全に偏見かもしれませんが。
試験合格に必要な勉強時間だって、私生活のすべてを捨て勉強ばっかりしているガリ勉で、監査六法を抱いて寝るとか、そこまでしなくても大丈夫です。
粛々と勉強すれば誰でも合格する可能性のある試験だと思います。
勉強をするかしないか、それが全てです。