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【会計士】公認会計士のイメージと現実について【先生?収入や働き方、個人的見解】

公認会計士
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公認会計士は高収入で社会的ステータスも抜群?

公認会計士は高収入、社会的ステータスも高く、安定性抜群。

多くの受験予備校でもそのような宣伝がされており、

会計士さえ取れば人生薔薇色、とまでは思ってはいないと思いますが、

それに近いイメージを持っている方もおられるかと思います。

実際のところどうなのでしょうか?気になる所だと思います。

今回は、公認会計士のイメージと現実について、個人的な見解を書いてみたいと思います。

率直な意見を心がけたいと思いますので、参考となれば幸いです。

私は社会人で働きながら公認会計士になりました。
知識0の状態から勉強を始め、専念受験生に引けを取らない成績で合格。
銀行から監査法人へ転職し、上場企業等の監査業務に従事。

簡単に自己紹介

まず簡単に自己紹介をします。

私は銀行員から公認会計士になりました。

志望動機は、簡単に言えば将来に対して不安を感じ備えが必要だと思ったからです。

銀行では十数年働きました。働きながら公認会計士試験に合格し、今に至ります。

ですから、通常の会社員の視点と公認会計士の両方の視点から比較できると思っています。

公認会計士のイメージと現実についての個人的見解

ある程度会計士としてのキャリアも積みあがってきたので、会計士に抱いていたイメージと現実について思うところを書いていきたいと思います。

年収・収入について

高収入だから公認会計士になりたい。

高収入を目指すことは悪いことではありません。

ですが、公認会計士はそのイメージどおりでしょうか。

会計士試験に合格すると、多くの人は監査法人勤めです。会計士登録するために実務経験が必要、かつ、実務補習があるからです。

監査法人の初任給は、大体年収500~600万円です。月給にして30~35万円。

一部の一流企業を除いて、月給が30万円に達するのは30歳前後ではないでしょうか。そう考えると早期に合格すればかなりのアドバンテージになります。

20代の平均年収が300万円前後であることを考えるとかなり高い方だと思います。

年収1,000万円はひとつのベンチマークですが、これは監査法人にいれば達成することはそんなに難しいことではありません。

ただ、メガバンクや商社などと比較すると年収は、抜かれると思います。

最終的には監査法人勤めですと、日本の一流企業の年収には勝てないのかなと感じます。

でも、監査法人だけではないのが公認会計士の魅力だとは思います。

働き方について

一般の事業会社より自由なのが監査法人のいいところですね。

勤める監査法人等によるところだと思いますが、かなり自由だと思います。

監査法人の働き方としては、まずはお客さんであるクライアントへ行くのが基本です。

今はリモートや在宅が多くなってきていますが、基本的に外に出ています。

そしてPCを常時持ち歩いてます。

また、部署はあるにはありますが、クライアントに対するチームごとに動いてるイメージですね。

部署の縦割り感はほとんどないです。

きっちりした会社で働いてきた人はかなり違和感を感じるところだと思います。

銀行員であった身からするとかなり自由ですね。

社会的地位・ステータスについて

公認会計士の社会的ステータスに憧れて目指す方もたくさんいます。

いわゆる「先生」です。

実際「先生」と呼ばれることもあります。

高収入で、社会的ステータスが高いなんてそんなうまい話があるのでしょうか。

まず、「先生」と呼ばれるかどうかについて少し詳しく話しますと、監査法人内では、今はほとんど「さん」付けですね。

一部のパートナークラスの偉い先生以外は「さん」が多いです。

クライアントから「先生」と呼ばれることはありますが、それに関してステータスを感じる会計士はあまり多くないと思います。

次に書く専門性にも関連しますが、会計士は謙虚な人も多いですので「先生」と言われることの重たさみたいなのも感じますね。

社会的ステータスについてですが、銀行のローンの審査は下りやすいと思います。私は元銀行員ですのでそんな気がします。

企業の経理部門とか一部の人以外とあんまり関わりがないと感じます。

「私は公認会計士です」と何かの機会に人に言うような場面はあまりないですね。

それが目立たない資格に拍車をかけている気がします。

聞いた人はどう思うかはあれですが、周りも会計士だらけですので、社会的ステータスを感じるという場面も少ないかと。

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専門性について

専門性は言われると正直きついですね。

監査・税務・コンサルティングの3つが会計士の活動領域と言われます。

ただ会計士だからと言ってそれらの領域すべてをカバーできているわけもなく、

それぞれ得意な分野があります。

なんでも知っているように思われるプレッシャーは正直つらいですね。

その辺りは本当に実力社会というところでしょうか。

公認会計士のイメージと現実についてまとめ

まとめると以下のようになります。

年収もそれなりにあり、仕事は自由度があります。

ただ社会的ステータスのようなものはあまり感じないです。

あとは、会計のプロと言えど世の中から期待されるほどの専門性があるかというと私としてはつらいところです。

資格を活かすも殺すも自分次第というところです。

でも会計士になってよかったなと思うことが多いです。

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以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。