F1ドライバーのコメントはメンタルの強さが表れています。
F1ドライバーは最高に前向きです。
離陸しそうな速さのマシンを操り、レースで勝利するためには並外れたメンタルの強さが求められるのだと思います。マシンが壊れてリタイアしても、アクシデントが起こっても常に前へ進みます。
彼らのコメントは、常に前向きで、ポジティブで、アグレッシブです。
よく耳にする言葉は「僕らは正しい方向に進んでいる。」「それもレースだ。」「次のグランプリを楽しみにしている。」などです。
そんなF1ドライバーのコメントに勇気づけられます。
F1にあまり興味のない人でも、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハの名前は知っている人も多いと思います。
今回はミハエル・シューマッハの名言を紹介したいと思います。
ミハエル・シューマッハとは
ドイツ人の元F1ドライバーです。赤が象徴的なフェラーリにいましたので日本では「赤い皇帝」と呼ばれていました。
優勝91回、チャンピオン獲得7度などの戦績は、F1史上最高のドライバーと言っても過言ではないほどの記録です。
現役時代のレースを見ていましたが、本当にマシーンのように正確なドライビングテクニックで他の追随を許さない速さがありました。
テレビをつけて中継を見れば、フェラーリが独走態勢に入っており、退屈なF1中継と言われたこともあったくらいです。
そんな偉大なドライバーであるミハエル・シューマッハの名言を紹介します。
ミハエル・シューマッハの名言
考え得る最高を常に行う。
僕にドライビングハイはない。
冷静さを保ち、精神を集中して、興奮しすぎないよう、そして疲れないよう。
上記の言葉は、フェラーリ時代の絶好調、誰も寄せ付けない強さを発揮してた時のシューマッハの言葉です。
次に紹介するのは、2006年に一度引退し、その後復帰して、2012年に再び引退する時の言葉です。
人生のバックミラーを覗き込んでみると、自分が満足し、笑っているのが分かる。ふたつの異なるキャリアを過ごした。そのひとつにおいてはすべてを勝ち取った。ふたつめのキャリアでは負けることの意味を知った
当時テレビで見ましたが、あの完全無欠のシューマッハが、、、と思いました。メルセデスでは戦績はあまり振るわなかったのです。
レーサーとして最強が必ずしも人としての頂点ではない。
人が年を重ねるということの意味を考えさせられた言葉でした。