仕事はある程度パワーを発揮して集中しないと疲れてしまいます。
人はある程度、集中力を発揮して働いた方がスムーズに動けるようにできているからです。
例えば、全力で仕事をすると疲れてしまうと思って、温存していたりしませんか?
何かあったときに対応できるように余力を残すことは大切です。
ですが、あまりにも力を出し惜しみしていると余計に疲れてしまったり、体調を悪くしてしまったりします。
スポーツカーのエンジンは走るために作られている
スポーツカーを乗っている人の話を紹介します。
エンジンのふかしすぎは車に良くない?
その人は自動車の運転が好きで、スポーツタイプの車を所有していました。
そして、その車をあまりに大切にするあまり、アクセルをあまり踏まずに、常にソフトな運転を心がけていました。
あんまり車のエンジンをふかすのは良くない。
アクセルの踏みすぎは燃費が悪くなる。
エンジンの寿命が縮む。
そのようなことが言われたりします。
そのため、あまりエンジンをふかさず、静かに乗ることが車を傷めない最善の運転方法だと信じていました。
ある日、エンジンの警告灯が点灯
ある日エンジンの警告灯が点灯しました。
初めてのことなので慌てました。
何度エンジンを切って始動しても警告灯がついてしまいます。
「これはどうしたことだろう?今まで車を傷めないように大切に乗ってきたのに。」
その日は予定がありましたが、急遽キャンセルして、車のディーラへ電話し、点検を予約しました。
ディーラーで待つこと1時間
幸い予約はとれ、すぐにディーラーに行って、点検してもらうことになりました。
どんな故障が発生したのか
修理費用はいくらになるのか
と心配して待っていましたが、結果たいしたエラーではありませんでした。
整備士の方の説明によると
「燃料のカスが排気口に少し詰まってセンサーが作動した」
とのことでした。
要するに、エンジンを回さなすぎて、排出されるはずのゴミが排出されず、ゴミが詰まったエラーだったのです。
「たまには峠とかに行って少しエンジンをまわしてください」とのことでした。
大事におとなしく乗ってるのも逆に車がかわいそうです。
スポーツタイプのエンジンはそもそも走るために作られました。
それを走りに使わないのは、逆に無理が生じてしまう。
その物の仕様、用途にあった使い方がもっとも、効果を発揮し長持ちさせること知ったエピソードでした。
人間も動いた方が体に良いのでは
エンジンはある程度アクセルを踏んで動くようにできています。
人も同じだと思います。
ある程度、集中力を発揮して働いた方が疲れないと思います。
逆に動かな過ぎは体に悪いです。
余計に疲れて、体にゴミがたまります。
いつか体の警告灯が点灯するかもしれません。