頭にきた時にすぐに行動してはいけない
頭にきた時に、すぐに行動してはいけません。
多くの場合失敗します。あとで後悔してしまいます。
何か腹立たしいことが起こったときに、怒りの感情が沸くことは自然なことで、しかたがありません。
しかし、その後どのような行動に出るかは自分次第です。
頭に血が上った状態で、行動に出て後々後悔することは多いです。
その時は、冷静になろうとしてもなれるものでもないのです。
今回は、頭にきた時に冷静になる、怒りを鎮める方法について書いてみたいと思います。
怒っている時は不合理な行動をする
怒っている時にすぐに行動してはいけいない理由は、
合理的に行動できないからです。
合理的でないということは、理に合わないということですので、つまりは結果的に損をしてしまいます。
冷静な状態であれば、損得勘定が働き通常であればやらないことをやってしまいがちです。
例えば、怒りにまかせて物を壊してしまうなどは典型的な例です。
野球であればバットを折ってしまったり、ゴルフであればクラブを川に投げ捨てたりという動画がよくあります。
それをしたからといって現状、何が変わるものでもありません。
しかし、怒って頭に血が上っている人はしてしまいます。
野球やゴルフと同じく、普段の生活でも、怒りにまかせた行動は自分の特にならないケースが多いです。
普段であれば、言ってはいけない言葉を放ってしまったり、
極端な例では、暴力に及んでしまったりと。
それらの行動をとってしまったら、後々後悔することになります。
何もしなければ何もしないで済み、そのまま平穏な状態が続くのです。
では、そのような不合理な行動をとらないためにはどうすればよいのでしょうか。
怒りを鎮める方法
ということで、怒りを鎮める方法をご紹介してみたいと思います。
あるカウンセラーの人の話によると、それは、待つことだそうです。
それもたった6秒間。何もしない。
たったこれだけなのだそうです。
怒って衝動的な行動に出そうになったら、目をまず閉じます。
そして、心の中でゆっくり1、2、3と6つ数えます。
すると不思議なことに、怒りが収まります。
人間は6秒経つと冷静になれると言われています。
たった6秒で取り返しのつかない行動を防げます。
頭にきたら、とりあえず6秒間何もしない。
これで怒りをおさめることができます。
そもそも怒りっぽい人はつくづく損をしていると思います。
性格としては、怒りっぽくない方がいいですよね。
その方が大きな人間に思えますし。
そのような人になりたいですね。
少し考え方を変えてみてはいかがでしょう。
人生は思い通りいかないから楽しい。
限りある人生の時間の中で、怒らない時間ができるだけ長い方がいいです。
短気は損気です。
以上、頭にきた時にすぐに行動すべきでないということについてご紹介しました。
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