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【メンタル】生き方の秘訣を「風林火山」に学ぶ【武田信玄、孫子の兵法】

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世の中を生き抜く秘訣「風林火山」

「風林火山」。

群雄割拠の乱世を駆け抜けた英雄たちが生きた戦国時代。力の弱い家が生き残っていくためには、手段は選べません。

裏切りや謀略、暗殺は当たり前。

そんな戦国時代に、武田信玄率いる武田軍は「甲斐の虎」と呼ばれ、当時最強と恐れられました。

武田信玄は、甲斐(山梨県)の戦国大名です。その武勇は「織田信長」も恐れさせるほどでした。

その武田信玄が、軍旗に用いたと言われるのが「風林火山」です。

これは後世の創作との研究報告もありますが、武田信玄と言えば「風林火山」を連想します。大元の出所は「孫子の兵法書」からで、ともかく勝負に勝つための兵法なのです。

現在の社会も同じです。目に見える戦はなくなったと言えど、謀略や裏切り、弱いものが虐げられることも往々にして存在します。

そのような現代社会を生き抜く参考として、今回は、「風林火山」を取り上げてみます。

風林火山の意味とは?

さて、風林火山の読み方や意味をご紹介、既にご存じの方につきましてはおさらいします。

風林火山の読み方

漢字では以下のようです。

疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山

読めるように直すとこうなります。

疾(はやき)こと風のごとく

徐(しず)かなること林のごとく

侵掠(しんりゃく)すること火のごとく

動かざること山のごとく

とりあえず真ん中辺はわからないけども、動かざること山のごとしだけは知っている人も多いとか。

次に風、林、火、山を順番に説明していきます。

「風林火山」の「風」の意味

「疾(はや)きこと風の如く」は、攻めるときのスピードの重要性のことです。

攻める時は、風のように速く攻め入ることが大切だということです。

スピード感です、仕事でも大切です。

やると決めたら迅速に。

下に説明する「火」と合わせてケリをつけるら一気に付けましょう。

「風林火山」の「林」の意味


「徐(しず)かなること林の如く」は、敵に気づかれずに準備し、機会を待つことの大切さのことを指しています。

「徐(しず)かなる」は、静かと同義ですが、これには待つという意味合いも含まれているようです。

よいタイミングがくるのを、林のように、準備を整えて落ち着いて待つことも大事です。

あせる気持ちをおさえて、時には息をひそめてじっくり待つことも重要なのです。

「風林火山」の「火」の意味

「侵し掠(かす)めること火の如(ごと)く」は、侵略するときの勢いのことです。

いざ攻め込んでいく時には、火が燃え広がるような激しさで、勢いよく攻めるという意味です。

やりきらない中途半端な決着は逆に危ないです。

勝負をかける時は火のごとく攻撃し、一気にカタを付けるのです。

「風林火山」の「山」の意味

「動かざること山の如(ごと)し」は、敵の挑発にのらずに、どっしりと構えることです。

自分の陣営を守ることを決めたのなら、敵の挑発や攻撃に動じず、山のように落ち着いてどっしりと構えて守り抜きます。

大切なのは「相手の挑発に乗らず」ということです。

動揺してはいけません。

ビジネスの世界でもそうです。すぐに相手の挑発に乗って反応するのはよくありません。

「風林火山」から学べる事

最近になって私は、この「風林火山」を行動する時の基準として考えています。

攻めるときは徹底的というのもそうですが、私自身は次の2つに注目しています。

動かざること

特に一番は「山」です。

若い頃の私はすぐに相手の挑発に乗って勝負を挑むようなところがありました。

それこそ相手の思うつぼだったのです。

動かざることが最良の戦略であることもある。

今では、多少のことで動揺してはいけないと言い聞かせながら行動しています。

動じないことは、人間の器の大きさにも関係すると思います。

じっくり待つこと

もう一つは、林です。

これも私は思い立つとすぐに行動するところもあり、ややせっかちです。

ですが、静かに準備をして、機会を覗うということも非常に大切なのです。

座右の銘はと言われれば、「風林火山」と答えてしまいそうです。ものすごく仕事においても大切なことを言っています。

以上、今回は風林火山をご紹介しました。

何かのヒントになれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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