残念な大人にならないために
知ったかぶりはすぐにバレます。
身近にいないでしょうか、何でも知ったかぶる人。
自分を大きく見せようと、知りもしないことを知ったかぶる人は、残念な人です。
今回は、知ったかぶる残念な大人にならないための方法をご紹介します。
みんな気付いているけど言わない
知りもしないことを知っているかのように言う人は、なんか発言が薄っぺらいのが特徴です。
一見、知ってそう、凄そうな感じがしますが、内容がない。
そのような行動をとってしまう理由は、例えば、頭が良いと思われたい、すごい人と思われたいという欲求が強すぎるのが一因です。
でも、すぐに周りの人にバレてしまいます。
本人もしんどいでしょう。自分を大きく見せようとしなくてもいいのに。
これが、中学生、高校生くらいですとまだかわいいものですが、40代、50代ともなると、見ていてこちらも辛くなってきます。
小さい頃からついた癖でしょうから、もう引くに引けなくなってしまいます。
そうならないためにも早いうちに軌道修正したいものです。
残念な大人にならないための方法
根本的な原因は何かということですが、それは「自分を自分で認めていないこと」です。
つまり自信がないのです。
これについても、周りは気づいています。
なかなかすぐ自信はつくものではありませんが、知ったかぶりな残念な大人にならないように、以下のことを意識することが大切です。
知らないことは恥ずかしくないことを知る
知らないことは、ぜんぜん恥ずかしくないです。
むしろ知らないのに知ったかぶることの方が恥ずかしいです。
ちょっと突っ込んだ詳しいことを聞かれるだけですぐにボロが出てしまいます。
知らないことを素直に知らないと言える方が能力も伸びます。
本当にその道に詳しい人であれば、2つ、3つ質問して「ああ、この人わかってないな。これ以上話しても無駄だな」とすぐに見透かされています。
変なプライドを捨てる
「自分は人よりすごいんだ」というプライドは捨てましょう。
人を見下してはダメです。
みんなそれぞれすごいのです。
生きているだけで100%です。
それをきちんと意識できれば、変なプライドは湧いてこないでしょう。
このような感覚は、例えば大病を患うと強く意識するということを聞きます。
天は人の上に人をつくらず。
そして職業に貴賤はありません。
自分は特段すごくはないのです。そしてダメでもありません。
ある部分が優れているからと言って、決して人を見下してはいけません。
認められたいという欲求を捨てる
自分は自分です。
そして、他人は他人です。
認められたいということは、自分の評価を他人にゆだねてしまっています。
人は人、他人は他人。
どこまで行っても、自分は他人にはなれませんし、他人も自分にはなれません。
プライドが高く他人に認められたい人は、人を見下したいのに、その評価を他人にゆだねて、他人の下についているという矛盾が生じています。
そのような状態では生きにくいでしょう。
他人に認められたいという欲求を持ちすぎてはいけません。
最後に~自信を持とう~
根本的な原因は「自分を自分で認めていないこと」と書きましたが、自信を持てと言ってもなかなか持てないのが人間です。
遠回りですが、上記に紹介したことを意識して、気を付けて毎日実践していれば、その反射的な効果として、次第に自信が付いてくると思います。
こればかりは自分で気づいて直していくしかないと思います。
ある程度いい歳になって知ったがぶりで変にプライドが高い人になってしまうと本当に悲しいです。
すごいと思われたいのにすごいと思われず、人に認められたいのに認められす、理想と現実の違いにさいなまれて身を滅ぼします。
でも大丈夫です。心がけ次第でなんとでもなります。
今回は知ったかぶりな残念な人にならないためのポイントをご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。