人生が行き詰ってしまった時
人生が行き詰ってしまっても大丈夫です。
とにかく切り替えが大切です。
人生が詰んだ時はこのように思います。
人生、もうダメだ。
取り返しがつかないことをしてしまった。
八方ふさがりだ。
お先真っ暗。
何もかもがいやだ。
人生に行き詰まってしまうことは、生きていれば、何度かあります。
そのような時、どのように乗り越えていけばよいのでしょうか。
今回は、人生に行き詰った時の乗り越え方をご紹介します。
もうだめだと思ったときに思い出してほしい言葉
もうダメだと思ったとき、この言葉を思い浮かべてほしいです。
ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。
小説「ドン・キホーテ」の著者 ミゲル・デ・セルバンテス
人生の行き詰まりを感じている原因は、もうどこにも解決策がない、何をやってもダメだと感じているからでしょう。
そのような時に思い出してほしいと思います。
この言葉は、もうおしまいだ、と思っている時には、必ず自分の気付かないどこかで別の扉が開いているということを言っています。
人生には必ず突破口が用意されているものです。
まずは一呼吸おいて落ち着きましょう。
冷静になって見渡せば解決策は必ず見つかります。
人生に行き詰った例
ささいな日常生活の例
まずは行き詰まりと言うほどでもないささいな日常生活の話を紹介します。
ささいな事例もシリアス事例も根本は同じです。
ある日、今日はあのクレープ屋でクレープを買おうと出かけました。
しかし、いつも空いているのに今日に限って行列ができています。
残念ですが、結局、時間の都合でそのクレープ屋さんに寄ることは諦めました。
しかし、ここで別の扉が開きます。
帰り道にふと、前に行きたいと思っていたケーキ屋が目に留まりました。
「そうだ、ここ寄りたかったんだ」
そのことを思い出し、そのケーキ屋でケーキを買って帰りました。
短い話でしたが、いかがでしょう。
当初は、絶対クレープ屋に寄る、これが最善だと思っていますが、ちょっと視点を変えるだけでその最善の選択肢も変わってしまうのが不思議なところです。
転職活動の失敗例
次にもっと重たい例をご紹介します。
転職活動中には、働きたい企業に就職できた後のこと、それを前提とした生活スタイルなどを思い浮かべます。
そして、実際に応募してみて、書類選考も通過し面接も順調に進んでいる。
もう少しで思い描いた生活が手に入ると希望をもって活動します。
しかし、そううまくいかないこともあります。
最終面接で落ちてしまったり、当初思っていた理想とはあまりにもかけ離れていたり。
その企業を諦めざるを得なくなりました。
よくある転職活動の失敗事例です。
思い入れが強ければ強いほど落ち込みます。
もう一度、1から積み上げていく気力もなくなります。
あの会社以上のピッタリ条件の合う会社なんてないかも。勤務地も給料も理想通りだった。
などと考えては、どうしても次の会社に応募してみようという気になれない。
以上のような、立ち直れないケースがあります。
本人にとって非常につらい出来事です。
しかし、残念ながらよくある、ありふれたケースです。
転職活動を経験した私も身に覚えがあります。
しかし、ここで全く関係のないアカの他人からの視点で考えてみます。
その人にアドバイスを送るとしたら、どのような言葉をかけますか?
多くの人が思い付くのは次の言葉でしょう。
「ほかにいい会社あるって」
こんなこと言われたら、当の本人からすると「何を無責任な、これまでどれほど頑張ってきたか、この選考に賭けていたか、事情もしらないくせに!」と感じるかもしれません。
しかし、このアドバイス、言い方は多少無神経ですが、真実を突いています。
冷静になって客観的にみてみると
確かにそういうことなのです。
転職活動のケースから人生全般まで広げてみますと、「他に方法があるって」ということです。
この言葉が教えてくれること
もう一度、思い出してほしい言葉を書きます。
ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。
人生に行き詰まって、もうダメだという状態に陥ってしまうのは、
あまりにも一つのことに集中しすぎて、視野が狭くなってしまっています。
そして冷静でないのです。
その狭くなった視野を回復するために思い出していただきたいのです。
この言葉は教えてくれます。
冷静になりましょう。
そして視野を広げましょう。
必ず解決策、突破口はあります。
そもそも、その選択がベストとは限りません。
他の方法はいくらでもあります。
一つのやり方に固執すれば別のチャンスを失うことになります。
人生の選択肢はほぼ無限にあります。
自分の頭で考え切れるほど人生は単純でないのです。
希望を持ち、新しい可能性を求めて頑張っていきましょう。
道は思わぬところから開けるものです。