ブラック企業?独特の変なルール
前提としてどこの会社にも独自の企業文化、ルールはあります。
特に歴史が長い会社であれは、長年培われてきた暗黙のルールが存在したりします。また、トップの考え方が色濃く反映されそれがルール化している場合もあります。独特の言い回しや言葉遣いがあったりします。
独自のルールが存在することそれ自体は悪いことではありませんが、それが人によっては変なルールと感じたり、社風が合わないと感じてしまうものです。
問題は「自分が許容できるかどうか」です。
これは転職において非常に重要なことだと思います。ただし、外からはわからないことが多いです。
これまで4社の会社に勤めてきましたが、どこの会社にも独自のルールが存在します。
今回は私が実際に経験した会社の独自ルールをご紹介します。
実際に経験したその企業独自のルール
就業時間前に早く出社する
よくありがちです。
就業時間よりも早く出社するのが美徳、みたいな社風です。
私が以前勤めていた会社では、開始時間は8時30分でしたが、毎日7時30分には出社していました。
部長や課長など主要メンバーは早くきてますので、私も行かないわけにはいきません。
おかげ様で朝に強くなりました。
今では、働き方改革などで許されない風潮になってきてはいます。
無給の掃除がある
これもよく聞きます。
早出の残業時間としないで、職員が自主的にやっているものだと。
私も経験しました、もちろん拒否権はありません。
ただ、周りを見ると、結構手を抜いている人も多かったです。
やっぱり、労働したら対価があってしかるべきだと思います。
掃除をすることによって職場環境を整えるのが目的なのに、職員のモチベーションを下げ、かつ、職場があまりきれいにならなかったら全然意味がありません。
やるなら仕事としてやる、やらないならやらないです。
中途半端なことをすれば逆効果です。
組織の機関紙を購読する
個人的に全く必要もない組織関連の機関紙を自主的に購読します。
私のいた組織では、1種類ではなく、2~3種類の機関紙をあくまでも自主的に購読していました。
自主的に購読している割には、定期的に購読調査が回ってきていました。逃れるすべはありません。
大きなグループ組織でしたので、関連会社の誰かの利益になっているのでしょう。
購読代金以上に何かやりきれないものがありました。
これも実質的な強制事例だと思います。
転職活動で調べる術はあるのか
その会社の独特の変なルールは、正直なところ調べることは困難だと言わざるを得ません。
転職エージェントに聞いたり、面接等で探りをいれることは可能かと思いますが、実際のところその会社に入ってみないとわからないケースの方が多いです
しかし、知らないで入社してしまうと仕事内容や年収などの条件と同じくらいモチベーションに影響を及ぼします。
事前に自力で調べるとすれば、以下の2つの方法が考えられます。
働いている知人がいれば、その知人に聞く
実際に働いてる人に聞けば確実です。
なかなか難しいと思います。
その人が正直に言うかどうかという面もあります。
ネット掲示板を丹念に調べる
いわゆる巨大掲示板などは、便所の落書きと同じく信憑性が疑わしいところもありますが、中には真実の情報も交じっているでしょう。「嘘を嘘と見抜ける人」であれば使えると思います。
その会社の組織風土に合うかどうか(変なルールにも適合できるかどうか)は、転職において、勤務地、年収、仕事内容、ポジションと同じくらい重要なことです。
そのため、転職の際にはあらゆるツールを使って調べておくことが大切です。