転職活動を始め方と留意点
今回は転職活動の始め方と留意点をご紹介します。
背景:日本でも徐々に人材の流動化が進んでいる
本来優秀な人材にはしかるべきポストに就くのが理想です。そのためには人材の市場が活発でなければなりません。
人材市場が活発化し人の移動が活発になれば、その人の価値が正当に評価されることになります。
そのような人材の流動化に貢献しているのが転職エージェントです。
現在の転職活動では転職エージェントの利用は当たり前になりつつあります。
まずは転職エージェントへ登録しましょう
転職活動を始めたものの、何から始めたらよいかわからない。まずは求人情報や転職市場の状況などの情報収集をしたいが、どのように収集するか。
転職エージェントへ登録することから始めましょう。
ネット全盛の時代であり、お目当ての企業のHPを見たり調べたりすることもできますが、詳しい人から直接話を聞くというアプローチが有効です。
転職エージェント登録の流れ
転職エージェントは数多くあります。
リクナビ、doda、ビズリーチ、マイナビ、、、など大手エージェントから、管理部門、ITなど専門性に特化したエージェントなど、本当にたくさんあります。
まずは、2~3つほど登録してみましょう。複数登録するのがよいと思います。
登録の流れは概ね以下の通りです。
①入力フォームから名前、経歴などの所要事項を入力する。
②エージェントから初回面談の日程調整の返信がくる。
③日程調整後、面談を行う(直接会うまたは電話)
④希望に沿った求人の紹介を受ける。
転職エージェント活用のポイント
実際に話してみて、自分と相性の良さそうなエージェントを選ぶ
転職エージェントにはそれぞれ得意分野があります。金融業、製造業、小売業などの業種、管理系、営業系などの職種などそれぞれ得意とする分野があります。
また転職エージェントも人です。相性もあります。自分と合いそうだな、一緒にやっていけそうだなと感じるエージェントを選ぶとよいと思います。
転職エージェントは複数登録する
転職活動は情報が最も重要です。一つの情報源だけでなく、複数の情報源を持つことが大切です。また、情報収集のほかにも複数登録しておいたほうがよい場合というものがあります。
これは重要なことなので別の記事で書きたいと思います。
【転職活動】転職エージェントは複数登録するべきか?【いくつも登録は有り無し】
大手エージェントは最低一つは登録する
大手エージェントはやはり求人数も多いです。転職市場のスタンダートを知るという意味で一つは大手エージェントも登録ておいた方がよいです。
転職エージェントにかかる豆知識
転職エージェントの利用でよく疑問になる2つの質問について説明したいと思います。
費用はかかるのか
費用は基本かかりません。転職エージェントは利用者から紹介手数料を徴収してはならないと職業安定法で定められています。
一部紹介料ではなく、利用料のような料金を取るものもありますが。
基本的に、転職エージェントは、利用者が採用となった場合に採用した企業から報酬を受ける仕組みとなっています。
転職するかどうかわからないけど登録してもよいのか
登録してもよいと思います。まずは求人情報などの情報収集をするという軽い気持ちでも大丈夫です。転職エージェントと話すとキャリアアップのチャンスや自分のやりたいことが見えてくるかもしれません。
自力で転職活動するという方法もありますが、転職エージェントは本当に便利です。こんなサービスが無料で利用できるのは転職者にとってありがたいと思います。応募後の流れなどもまた別の記事で書きたいと思います。