注射や採血が苦手な原因とは
注射や採血が苦手な原因は、痛みではありません。
日常生活で遭遇する痛みのなかで、突出して痛くはないです。
苦手の原因は恐怖心です。
しかし、注射が苦手な人って本当に苦手でしょうがないです。
明日は健康診断で採血と考えるだけで眠れない。
何度も何度も想像して恐怖しています。
想像に殺されています。
でも、受けないわけにもいかないですよね。
子供ならまだしも、大の大人が注射怖いとか、言いずらいにも程があります。
私は子供の頃、入院した経験が長くありましたので、その経験から採血や注射の苦手な方向けの克服方法を書いてみたいと思います。
でも、注射や採血を進んで受けたいかと言われると、ないならない方がいいなとは思います。
注射は本当に痛いのか?
注射って痛いのか?というと、そうでもない部類に入るでしょう。
一度重い病気にかかって入院すると体験するのですが、予防接種の注射なんて数ある入院生活のイベントの中でライトな方だと思います。
痛みも実際にはそれほどでもありません。
ボールペンでやや強く押した程度と同等です。
十分耐えられる程度の痛みです。
また、日常の痛みイベントと比較しても
例えば、口内炎、足をタンスの角にぶつけること、紙で手を切ること
などの方が圧倒的に痛い場合が多いです。
まずはその程度のことだと認識しましょう。
恐怖心は何が原因なのか?
では、注射や採血がそれほど痛くないものだとして、何が恐怖心を生み出すのでしょうか。
それは注射や採血の際の一連の儀式のせいかもしれません。
腕を縛られ、消毒を塗られ、刺される恐怖。
採血の場合などは、血を見る恐怖というのもあるでしょう。
これはテーマパークのアトラクションの前演出と同じように緊張感を盛り上げる効果があります。
以前、採血はゴムバンドのようなもので腕を縛られましたが、今は血圧を測るときのような普通のバンドになりました。
これだけでも大分恐怖心が抑制されています。
ちょっとそれらしい雰囲気が、恐怖を増幅させているのです。
注射や採血の克服方法
それほど痛くないんだけども、恐怖演出によって意識が注射に集中しすぎることが原因なのです。
これを克服するには、とにかくその意識を逸らしたり、恐怖心を和らげる思考方法をすることです。
ここからは、克服のための意識の変化のヒントになればと思い、いろいろな考え方を書いてみます。
注射はかすり傷程度です
ちょっと刺されたくらいで死にはしません。
大したことではない。
強く信じ込みます。
小学生の時に入院して、毎週のごとく注射などがありましたが乗り越えられました。
小学生でもクリアできるのです。
大したことではないのです。
注射針は進化している
注射針の技術進歩はかなりのものです。
なるべく痛くないようになってきています。
かなり鋭角に、痛くない構造になっていると聞きます。
よく昔に比べて痛くなくなったということを聞きますが、それは注射針が進化しているのです。
針の先のカットの方法もいろいろ工夫しているようですよ。
注射を見ない
注射は見ない方がいいかもしれません。
でも見てもいいです。ただ見過ぎないことです。
あの針が見るからに危険なオーラを発していますが、鋭く見えれば見えるほど、注射針はよく切れますので実は痛くないわけです。
採血で血を見たくない人は見ない。
ずいぶん血を採られてる気もしますが実際は僅かです。
平均的な人間の血液量は4.6リットル。500mlペットボトル約9本分です。
そのうちのほんのわずかな量です。
別の痛みを加える
注射の瞬間に別の痛みを加えるとそちらに意識が行き注射が痛くなくなるというテクニックを聞いたことがあると思います。
これは結構、気休めになります。有効な対策です。
太ももを同時につねってみる。
つねった痛みの方が強いのは確かです。
将来は注射がなくなる?
採血については、光検査の研究が進んでいます。
注射も飲み薬や肌に貼る薬剤の研究も進んでいます。
これから痛みを伴う治療は痛くない方へどんどん進化していきます。
将来的には注射が苦手な人にも違和感なく受けられる治療方法が普及するといいですね。
健康は大切で非常にありがたいことです。
楽観的に待ちましょう。
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